こんにちは。CALICO : the art of Indian village fabricsの小林 & 増住です。

シーズンごとにいろいろなインドの地域を巡って、素朴で素敵な手織り布、手染め布、またはそれらをつかったアイテムを現地パートナーと一緒にデザイン・プロデュースしていきます。

前回13世紀頃モンゴル帝国の強大化に伴ってペルシアの職人がインドにたくさんやってきたことを書かせていただきましたが、その当時、数多の私設工房と並んで官製の工房”Kharkhanahs”もアーメダバードやハイデラバードなどの各拠点で設立され、素晴らしい織物を制作する上で重要な役割を果たしていました。

今私たちがインド的と思ってみている唐草模様や花柄の刺繍模様などは殆どこの当時のペルシアの職人がもたらし、ムガール帝国の財力を背景に確立されたといっても過言ではありません。それは刺繍職人や刺繍の贅沢を味わう身分の為政者がいなくなった後もブロックプリントのデザインとして引き継がれていったのです。

グジャラートはその後の産業革命で太糸綿の織物、機械織りの集積地として再編されるまで、ムガールの皇帝に献上する一級品をつくる産地として知られ、マルコポーロも「グジャラートの刺繍は世界一だといわれている」「モスリンと呼ばれる金銀でできた衣服はこの地で作られている」と記しています。(彼の殆どの記述は嘘八百ともいわれてもいますが、これだけはあながち全部嘘ではなさそうです。)

またその頃、元々Hindus(現在のパキスタン・北インドの人々)の手によって東南アジアに輸出されていたベンガルやグジャラートで生産された織物は、やがて、イスラム商人たちの手に委ねられることになりました。そうしてイスラム文化が東南アジアに拡散していき、東インド会社が興るまでの数百年間、イスラム商人たちが東南アジアの香辛料をヨーロッパに輸出する中心的な役割を担うことになります。

Source: History of Indian Textiles by Calico Museum of Textiles

 CALICO : the ART of INDIAN VILLAGE FABRICS (キヤリコ:インド手仕事布の世界)のご紹介
2012年よりデリーを中心に活動する日本人ユニットCALICO worksがプロデュースする布ブランドです。
インド布の産地を旅して、素朴で美しい布を再発見し、各地のパートナーと製品をデザイン・プロデュースしています。
デリーではHauz Khas VillageのブティックホテルTHE ROSEで一部取り扱っています。
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